不動産担保ローンはやばい?デメリットと安全に活用する注意点を解説

不動産担保ローンはやばい?デメリットと安全に活用する注意点を解説

まとまった資金調達に役立つ不動産担保ローンですが、「やばい」「やめとけ」といった声を聞いて不安に思う方もいるかもしれません。 

確かに、大切な不動産を担保にするため、返済できなくなった場合に不動産を失うリスクは存在します。 

しかし、仕組みやリスクを正しく理解し、計画的に活用すれば、非常に心強い資金調達手段となります。 

この記事では、不動産担保ローンが「やばい」と言われる理由から、メリット、安全に活用するための注意点まで、わかりやすく解説します。

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目次

不動産担保ローンが「やばい」「やめとけ」と言われる5つの理由

不動産担保ローンが「やばい」と言われるのには、以下のような理由があります。 

  1. 返済不能になると大切な不動産を失うリスクがある
  2. 借入額が大きくなりやすく返済負担が増す可能性がある
  3. 返済期間が長期化し総返済額が増えることがある
  4. 違法な金融業者が存在する
  5. 金利上昇や災害など予測不能なリスクがある

利用を考える前に、まずは潜在的なリスクやデメリットをしっかり把握しておきましょう。

理由①:返済不能になると大切な不動産を失うリスクがある

不動産担保ローンの最大のデメリットは、万が一返済が滞ると、担保にした不動産を失う可能性があることです。 

返済が困難になると、金融機関は不動産を競売にかけ、融資した資金を回収します。
競売では市場価格より安く売却されることが多く、ローンが残ってしまうケースも少なくありません。 

自宅など、かけがえのない資産を失う可能性があることは、利用前に必ず理解しておくべき点です。

理由②:借入額が大きくなりやすく返済負担が増す可能性がある

不動産担保ローンは高額な融資を受けられる点がメリットですが、これは同時にデメリットにもなり得ます。 

無担保ローンより多く借りられるため、つい必要以上の金額を借りてしまい、月々の返済が重荷になる可能性があります。 

「借りられるだけ借りよう」という考えは危険です。
本当に必要な金額を見極め、収入とのバランスを考えた無理のない計画を立てましょう。

理由③:返済期間が長期化し総返済額が増えることがある

返済期間を長く設定できるのも不動産担保ローンの特徴です。 

月々の返済額は抑えられますが、その分利息を支払う期間が長くなり、総返済額が大きく膨らんでしまうことがあります。 

目先の返済額の軽さだけで判断せず、シミュレーションなどを活用し、最終的にいくら支払うことになるのかを確認することが大切です。

理由④:違法な金融業者が存在する

残念ながら、不動産担保ローンを扱う業者の中には、法外な金利を要求する違法な業者(闇金)も存在します。 

「誰でもOK」「審査なし」といった甘い言葉で誘い、不当に不動産を奪おうとする悪質なケースには注意が必要です。 

正規の貸金業者は、必ず国や都道府県から「貸金業登録番号」の交付を受けています。
契約前には、金融庁のウェブサイトなどで正規の業者か必ず確認しましょう。

理由⑤:金利上昇や災害など予測不能なリスクがある

金利タイプが「変動金利」の場合、将来、市場金利が上がると返済額が増えるリスクがあります。 

また、地震や水害などの自然災害で、担保不動産の価値が下落してしまう可能性もゼロではありません。 

こうした予測できない事態も想定し、資金計画にはある程度の余裕を持たせておきましょう。

不動産担保ローンを活用する6つのメリット

不動産担保ローンにはリスクだけでなく、以下のようなメリットも存在します。 

  1. 高額な融資を受けられる可能性がある
  2. 無担保ローンより低金利な傾向がある
  3. 長期での返済計画を立てやすい
  4. 事業性資金からおまとめまで資金の使い道が比較的自由
  5. 総量規制の対象外として申し込める場合がある
  6. 保証人が原則不要なケースが多い

メリット①:高額な融資を受けられる可能性がある

不動産という確かな担保があるため、金融機関は貸し倒れリスクを低く見積もれます。
そのため、担保不動産の価値に応じて、数千万円、場合によっては億単位の高額な融資も可能です。 

これは、個人の信用力だけで審査されるカードローンなどでは難しい金額であり、事業資金などまとまったお金が必要な場合に大きな強みとなります。

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メリット②:無担保ローンより低金利な傾向がある

金融機関にとってリスクが低い分、金利も低く設定される傾向にあります。 

不動産担保ローンは、カードローン(年利15%前後)や無担保のビジネスローンと比べて、金利が低いのが一般的です。 

金利が低いほど支払う利息は少なくなり、総返済額を抑えられる点は大きなメリットです。

メリット③:長期での返済計画を立てやすい

返済期間を10年以上の長期で組めるケースが多いため、月々の返済額を無理のない範囲に抑えることができます。 

これにより、家計や事業のキャッシュフローを圧迫することなく、安定した返済計画を立てやすくなります。

メリット④:事業性資金からおまとめまで資金の使い道が比較的自由

不動産担保ローンで借りたお金は、住宅ローンのように使い道が限定されません。 

事業資金、教育資金、リフォーム費用、複数の借入を一本化する「おまとめ」など、原則として自由に利用可能です(投機目的など一部例外あり)。 

様々な資金ニーズに柔軟に対応できる利便性の高さも魅力です。 

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メリット⑤:総量規制の対象外として申し込める場合がある

「総量規制」とは、貸金業者からの借入を年収の3分の1までに制限するルールです。 

不動産担保ローンはこの規制の対象外となるため、年収による借入制限を受けません
そのため、すでに他の借入がある方でも、担保価値と返済能力が認められれば、年収の3分の1を超える融資を受けられる可能性があります。

メリット⑥:保証人が原則不要なケースが多い

融資の際に求められることが多い「保証人」や「連帯保証人」ですが、不動産担保ローンでは不要なケースがほとんどです。
不動産そのものが強力な担保として機能しているためです。 

家族や知人に保証人をお願いする手間や心理的な負担なく契約できる点は、見逃せないメリットと言えるでしょう。

不動産担保ローンの利用が向いている人の特徴

不動産担保ローンの利用が向いている人の特徴は、主に以下の通りです。

  1. まとまった資金を低金利で調達したい
  2. 安定した収入があり、明確な返済計画を立てられる
  3. 他のローン審査に通らなかったが、活用できる不動産を所有している

特徴①:まとまった資金を低金利で調達したい

事業の立ち上げや設備投資など、まとまった資金をできるだけ低い金利で調達したい人にとって、不動産担保ローンは非常に有効な選択肢です。

特徴②:安定した収入があり、明確な返済計画を立てられる

不動産を所有していることに加え、毎月の返済を続けられる安定した収入があることも重要です。 

将来にわたって無理なく返済できる計画を立てられる人は、リスクを抑えながらローンを活用できるでしょう。

特徴③:他のローン審査に通らなかったが、活用できる不動産を所有している

信用情報に不安がある、あるいは年齢や年収で銀行の審査に通らなかった人でも、融資を受けられる可能性があります。 

特にノンバンク系の金融機関は、申込者の経歴よりも担保不動産の価値を重視して審査することが多く、銀行で断られた方の受け皿となっています。 

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不動産担保ローンの利用を慎重に検討すべき人の特徴

不動産担保ローンの利用を慎重に検討すべき人の特徴は、主に以下の通りです。

  1. 返済計画が曖昧
  2. 収入が不安定
  3. 安易な投資目的で利用しようとしている

特徴①:返済計画が曖昧

「いくら必要で、どう返すか」という具体的な返済計画が曖昧なまま借りるのは危険です。 

借入額が大きくなる可能性があるため、どんぶり勘定での利用は返済不能リスクを高めます。

特徴②:収入が不安定

自営業者などで月々の収入の変動が大きい人は、慎重な判断が求められます。 

収入が落ち込んだ月に返済が滞る可能性を考慮し、保守的な計画を立てるべきでしょう。

特徴③:安易な投資目的で利用しようとしている

投資には必ずリスクが伴い、期待通りの利益が出るとは限りません 

投資に失敗してローンだけが残ると、担保不動産を手放す事態になりかねないため、投機的な目的での利用は慎重に検討すべきです。

安心できる不動産担保ローン会社の選び方と契約時のポイント

安心できる不動産担保ローン会社の選び方と、契約時のポイントは以下の通りです。

  1. 金融庁への登録を確認する(貸金業登録番号)
  2. 複数の金融機関やローン会社の条件を比較検討する
  3. 金利タイプや返済方法を十分に理解する
  4. 契約内容を隅々まで確認し、不明点は必ず質問する
  5. 無理のない返済計画を一緒に考えてくれる担当者か見極める

ポイント①:金融庁への登録を確認する(貸金業登録番号)

取引する業者が、国や都道府県に登録された正規の貸金業者かを必ず確認してください。 

ウェブサイトなどに記載されている「貸金業登録番号」を、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」でチェックしましょう。

ポイント②:複数の金融機関やローン会社の条件を比較検討する

不動産担保ローンは、銀行やノンバンクなど様々な金融機関が扱っており、金利や審査基準も異なります。 

最初から一社に絞らず、必ず複数の会社から提案を受け、条件を比較検討することが重要です。

ポイント③:金利タイプや返済方法を十分に理解する

契約内容、特に金利と返済方法はしっかり理解しておきましょう。 

金利タイプごとの主な特徴は以下の通りです。

金利タイプ特徴
変動金利市場金利に応じて金利が見直される。
一般的に当初の金利は低いが、金利上昇リスクがある。
固定金利借入期間中、金利が変わらない。
返済計画は立てやすいが、一般的に金利は高め。

返済方法なども含め、どちらがご自身の計画に適しているか、担当者によく確認しましょう。

ポイント④:契約内容を隅々まで確認し、不明点は必ず質問する

契約書にサインする前に、契約内容のすべてに目を通し、少しでも疑問があれば遠慮なく質問してください。 

特に、金利、返済期間、手数料、繰り上げ返済の条件などは重要な確認項目です。
内容を完全に理解し、納得したうえで手続きを進めましょう。

ポイント⑤:無理のない返済計画を一緒に考えてくれる担当者か見極める

良い担当者は、申込者の状況をヒアリングし、一緒に無理のない返済計画を考えてくれます。 

質問に丁寧に答え、リスクもきちんと説明してくれるか、契約を急かさないかといった点を見極め、信頼できるパートナーを見つけましょう。

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まとめ

不動産担保ローンは、「返済不能になると不動産を失う」というリスクがあるため「やばい」と言われることがあります。
しかし、その仕組みを正しく理解し、メリットを活かせば、低金利でまとまった資金を調達できる有効な手段です。 

大切なのは、ご自身の状況に基づいた無理のない返済計画を立て、信頼できる金融機関を選ぶことです。

もし、銀行の審査に不安がある、住宅ローン返済中の物件や共有持分など複雑な不動産を担保にしたいとお考えでしたら、ぜひ大手町フィナンシャルにご相談ください。
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不動産担保ローンに関してよくある質問

不動産担保ローンに関してよくある質問と、その回答をご紹介します。

Q1. 住宅ローンが残っている自宅でも担保にできますか?

A.はい、可能です。 

不動産の価値から住宅ローンの残高を引いた「残存価値(余力)」があれば、その範囲内で融資を受けられます。 

この場合、新たに追加する抵当権は「二番抵当」となり、対応している金融機関に申し込む必要があります。

Q2. 親や配偶者など、自分以外の名義の不動産でも担保にできますか?

A.はい、不動産所有者の同意があれば可能です。 

この場合、所有者には「物上保証人」として契約に参加してもらう必要があります。
物上保証人は返済義務を負いませんが、万が一の場合は不動産を失うリスクがあるため、十分な理解と協力が不可欠です。

Q3. 申し込みから融資まで、どのくらいの期間がかかりますか?

A.金融機関によりますが、数週間から1ヶ月程度が目安です。 

不動産の調査・査定に時間がかかるため、無担保ローンよりは日数を要します。 

ノンバンク系は独自の審査でスピード対応を強みとするところも多く、最短数日~1週間程度で融資が実行されるケースもあります。 

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Q4. 契約時にかかる手数料や諸経費にはどのようなものがありますか?

A.主に以下のような費用が発生します。 

ローンとは別に自己資金で用意する必要があるため、事前に確認しましょう。

  • 事務手数料:金融機関に支払う手数料
  • 印紙税:契約書に貼付する収入印紙代
  • 登記費用:抵当権設定にかかる登録免許税や司法書士報酬
  • 鑑定評価費用:不動産の鑑定評価を依頼する場合の費用

Q5. 家族や周りに知られずに手続きを進めることは可能ですか?

A.ご自身が単独で所有している不動産なら、内緒で進められる可能性があります。 

金融機関には守秘義務があります。
ただし、共有名義の不動産は共有者全員の同意が必要ですし、自宅調査などで知られる可能性もあります。 

一方で、ご自身の共有持分のみを担保にするのであれば、他の共有者の同意は原則不要なため、知られずに手続きを進められる可能性があります。

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