不動産担保ローンの利用をお考えなら、銀行だけでなくノンバンクも検討してはいかがでしょうか。
ノンバンクの不動産担保ローンには、銀行にはない多くのメリットがあります。
この記事では、ノンバンクとは何かを紹介したうえで、ノンバンクの不動産担保ローンを利用するメリットや銀行との違いについて詳しく解説します。
目次
ノンバンクとは?

ノンバンクとは、銀行のように預金や為替業務を行わず、貸付けを主な業務とする金融機関のことです。
銀行とは異なる役割を果たし、特に個人や法人向けの融資サービスを展開しています。
資金調達の方法として、個人・法人を問わず幅広い方々に活用されています。
具体的には、以下のような金融機関がノンバンクに該当します。
- 消費者金融
- 信販会社
- クレジットカード会社
- 不動産担保ローン専門会社
- モーゲージバンク など
ノンバンクは銀行に比べて審査基準が柔軟なため、資金調達がしやすいという特徴があります。
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ノンバンクと銀行の違い
ノンバンクと銀行の最大の違いは、適用される法律や融資条件、金利(年率)、そして審査スピードにあります。
借入を検討する際には、これらの違いを理解しておきましょう。
ノンバンク | 銀行 | |
法律 | 貸金業法 | 銀行法 |
融資条件 | 独自の基準で柔軟な審査 | 厳格な審査 |
審査にかかる日数 | 短い (最短即日) | 長い (数日〜1週間程度、場合によってはそれ以上) |
融資までのスピード | 早い (最短翌日) | 審査に数日〜数週間、融資実行まではさらに数日〜1週間程度かかることが一般的。 全体で数週間〜1ヶ月以上かかる場合もある。 |
金利 (実質年率) | 比較的高め (ただし、無担保ローンよりは低い傾向) | 比較的低め |
保証人 | 原則不要 (担保物件の提供者が連帯保証人となるケースや、法人の場合は代表者が連帯保証人となることが一般的) | 保証会社の保証を利用することが一般的 (別途保証料が必要な場合あり) |
主な資金使途 | 原則自由 (事業資金、運転資金、つなぎ資金、教育資金、リフォーム費用など多様なニーズに対応可能) | 住宅ローンなど、目的が限定される商品が多い。 フリーローンもあるが金利は高めになる傾向。 |
ノンバンクは、銀行に比べて柔軟な審査基準を持ち、銀行で融資を断られた、信用情報に自信が無い、といったケースでも利用できる可能性があります。
また、審査スピードの早さも大きな特徴となっており、即日または翌日融資に対応している金融機関も多く、急な資金調達が必要な場合に役立つでしょう。
一方で、金利は銀行よりも高めになる傾向があるため、長期契約で月々の返済負担を軽減し、無理のない返済計画を立てる必要があります。
返済方法には元利均等返済などいくつかの種類があり、借入期間や返済額と合わせて慎重に検討しましょう。
ノンバンクの不動産担保ローンのメリット
ノンバンクが提供する不動産担保ローンには、銀行とは異なる以下のようなメリットがあります。
- 独自の審査基準があり柔軟性が高い
- 融資審査のスピードが早い
- 簡単に申込みができる
- 高額・長期借入も可能
- 資金使途が自由
- 権利関係が複雑な不動産でも申込み可能
- 総量規制の対象外である
ノンバンクのメリットを正しく理解して、資金調達の選択肢を広げましょう。
独自の審査基準があり柔軟性が高い
ノンバンクは、銀行とは異なる独自の審査基準を持っており、より柔軟に審査を進めることが可能です。
そのため、銀行で融資を断られてしまった方でも、ノンバンクなら審査に通る可能性があります。
また、収入が不安定な方や年齢条件(例えば70歳以上)の方、無職の方でも申し込める場合が多く、資金使途も原則自由であるため、事業資金(開業資金や運転資金を含む)、教育資金、リフォーム資金、納税資金、生活資金など、様々な用途にご利用いただけます。
個人事業主や中小企業の経営者にとって、ビジネスのための資金調達手段としても活用できます。
融資審査のスピードが早い
審査スピードの早さも、ノンバンクならではのメリットです。
銀行の場合、仮審査に2週間~3週間、本審査に1か月以上かかることも珍しくありません。
ノンバンクなら、大手町フィナンシャルのように即日審査・最短翌日融資が可能な金融機関もあり、急な資金が必要な場面でも迅速に対応できます。
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簡単に申込みができる
ノンバンクの不動産担保ローンは、銀行に比べて提出書類が少なく、簡単に申し込みができます。
必要な書類は、金融機関によって異なりますが、主に次のような書類の提出が求められます。
事前に確認し、準備しておくと手続きがスムーズです。
【ご融資に必要な書類】
- 権利証(登記済権利証または登記識別情報)
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
- 印鑑証明書(3ヶ月以内のもの)
- 実印
※状況により、上記以外の書類が必要な場合もございます。
※法人の場合、会社の登記事項証明書や代表者の本人確認書類、決算書などが必要になります。会社情報や事業計画の提出を求められることもあります。
また、インターネットや電話での手続きが可能な場合もあり、忙しい方でも手軽に利用できるでしょう。
面倒な手続きも少なく、迅速に契約まで進められる点がメリットです。
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高額・長期借入も可能
ノンバンクでは、担保となる不動産(土地、建物、マンション、ビルなど)の評価額やお客さまの返済能力を総合的に判断し、高額な融資や長期の借入にも対応しています。
融資可能額は担保物件の評価によって大きく変動します。
金融機関によって融資基準は異なるため、高額融資を希望する場合は、できるだけ高く評価してくれる不動産担保ローンの専門会社を選ぶことがポイントになるでしょう。
5年・10年といった長期借入にも対応しているため、毎月の返済額を抑え、無理のない返済計画を立てられる点もメリットと言えます。
資金使途が自由
ノンバンクの不動産担保ローンは、原則として資金使途が自由であることも大きなメリットです。
銀行のローンでは、住宅購入費用やリフォーム費用など、借入金の目的が限定されていることが一般的ですが、ノンバンクではより幅広いニーズに対応可能です。
例えば、個人の方であれば、教育資金、車の購入費用、納税資金、他社からの借り換え、複数の借入れをまとめるおまとめ資金、一時的な生活資金など、様々な目的で活用できます。
入院費用や高額な医療費に備えることも可能です。
また、法人や個人事業主の方にとっては、事業資金として運転資金や設備投資資金、開業資金(創業資金)、つなぎ資金、事業拡大のための資金、決算資金など、ビジネス上のあらゆる資金需要に対応できるため、柔軟な資金調達が可能となります。
権利関係が複雑な不動産でも申込み可能
共有持分や共有名義、借地権・底地など、権利関係が複雑な不動産を担保にする場合、銀行からは融資を断られるケースが多いです。
担保物件の価値を適切に評価することが難しいためです。
しかし、ノンバンクの不動産担保ローンでは、一般的には担保価値が低いとされる不動産でも、申込み可能な場合があります。
大手町フィナンシャルでは、個人・法人を問わず、以下のような不動産を担保にご融資させていただいた実績が多数ございます。
- 二番抵当/三番抵当
- 共有名義不動産
- 共有持分
- 借地権
- 底地
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総量規制の対象外である
貸金業法には、個人が貸金業者からの借入総額を原則年収の3分の1までに制限する「総量規制」があります。
これは消費者の借り過ぎを防ぐルールです。
しかし不動産担保ローンは、多くの場合この総量規制の対象外です。
不動産という価値ある担保で貸付リスクが低いと見なされ、「除外貸付」(自宅以外の不動産担保など)や「例外貸付」(個人事業者向け事業資金など)に該当するためです。
このメリットで、年収の3分の1超の借入が可能となるケースがあります。
他社借入がある方でも追加の資金調達がしやすく、高額な融資ニーズにも対応しやすくなります。
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ノンバンクの不動産担保ローンを利用するときの注意点
メリットが多いノンバンクの不動産担保ローンですが、利用時にはいくつか注意したいポイントもあります。
注意点を事前に把握しておけば、より安心して利用することができるでしょう。
ノンバンクの不動産担保ローンを利用するときの主な注意点は、以下の通りです。
- 金利や手数料を確認する
- 余裕をもった返済計画を立てる
- 信頼できるノンバンクを選ぶ
金利や手数料を確認する
ノンバンクの不動産担保ローンは、銀行よりも金利が高めに設定されていることが多く、返済額が増える可能性があります。
金利には変動金利と固定金利があり、それぞれの特徴を理解して選ぶことも重要です。
また、借入時や返済時(繰上返済や臨時返済を含む)に手数料が発生する場合もあるため、契約前に金利や手数料の詳細をしっかりと確認することが重要です。
実質年率で比較検討しましょう。
金利や手数料などの条件は金融機関によって異なるため、返済負担を抑えるには、複数のノンバンクを比較検討することをおすすめします。
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余裕をもった返済計画を立てる
不動産担保ローンを利用する場合、余裕をもった返済計画を立てることが大切です。
毎月の返済額(元金と利息の合計)や返済期間、返済方式(元利均等返済など)をしっかりシミュレーションしましょう。
万が一返済不能に陥った場合、担保として提供した不動産を失うリスクがあります。
遅延損害金が発生し、さらに負担が増える可能性も考慮しなければなりません。
自宅を担保とした場合、住む場所を失ってしまう可能性もあるため、無理のない借入を心がけましょう。
信頼できるノンバンクを選ぶ
ノンバンクを偽る悪徳業者の存在にも注意してください。
法外な金利を要求されたり、不当な手数料を請求されたりするケースも報告されています。
信頼できるノンバンクかどうかを確認するには、以下のポイントをチェックしましょう。
- 都道府県や財務局への登録を受けているか
- 会社情報(商号、住所や電話番号などの連絡先)が明確になっているか
- 金利(実質年率)や貸付などの条件は相場通りか
- 日本貸金業協会への加入の有無
- 不動産に精通した専門スタッフが在籍しているか
- 過去の実績や口コミ など
貸金業を営むためには、必ず都道府県もしくは財務局への登録が必要です。
登録番号をホームページなどで公開していない業者の場合、無許可で営業をしている可能性があります。
金融庁の登録貸金業者情報検索サービスなどで確認しておくと安心して利用できます。
また、口コミや実績を調べて、信頼できる業者かどうかを見極めるのもおすすめです。
金利や貸付条件は金融機関によって異なりますが、提示された条件が相場とかけ離れている場合には注意が必要です。
有利な条件を提示された場合、その理由をしっかりと確認するようにしましょう。契約内容を十分に理解し、不明な点は担当者に納得いくまで質問することが大切です。
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東京でおすすめの不動産担保ローンは大手町フィナンシャル
ノンバンクの不動産担保ローンはどこがおすすめ?
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不動産担保ローンはノンバンクがおすすめ
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