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不動産担保ローンの本審査に落ちる確率は?通らない理由と対処法を解説

不動産担保ローンの本審査に落ちても諦めない!複数の金融機関に相談しよう

不動産担保ローンの仮審査に通過した場合、本審査を通過する確率は比較的高いとされています。しかし、仮審査は通過したものの、本審査で落ちてしまったというケースが存在するのも事実です。

この記事では、不動産担保ローンの本審査に落ちる確率や、審査に通らない理由を解説するとともに、審査を通過するための具体的な対処法を紹介します。

不動産担保ローンの本審査に落ちる確率は?

不動産担保ローンの審査通過率について、具体的な数値を公表している金融機関はほとんどありません。

そのため、結論から申し上げますと「本審査に落ちる確率は何%か」を明確に数値で示すことは困難です。

ただし、不動産担保ローンでは、本審査の前に申込者の返済能力や不動産価値を簡易的に確認する「仮審査」が行われます。

この仮審査に通過した場合、本審査の通過確率も比較的高いとされているため、ある程度の目安にはできるでしょう。

ただし、仮審査はあくまで簡易的なチェックであり、本審査ではより厳格な基準が適用されます。

金融機関によっては、担保不動産の価値だけでなく、申込者の信用情報、返済能力など、仮審査よりも多岐にわたる項目を審査するため、落ちる可能性があることは理解しておきましょう。

不動産担保ローンの本審査に通らない6つの理由

不動産担保ローンの本審査に通らない原因は、主に以下の6つに分類されます。

審査に通過するためには、それぞれの理由を理解し、適切な対策を取ることが重要です。

担保不動産の価値が低い

不動産担保ローンにおける本審査では、担保とする不動産の価値がもっとも重要視されます。

融資額に見合った担保価値がない場合、金融機関は貸し倒れリスクを避けるために、審査を通過させないことが多いです。

不動産の担保価値は、主に以下の要因で総合的に判断されます。

不動産の価値は、地域や駅からの距離、周辺環境等によって決まります。

築年数が古いほど担保価値が低くなりやすく、老朽化や修繕の必要性がある物件は評価が下がる傾向にあります。

希望する融資額が1,000万円である場合、担保不動産の価値が少なくとも1,500万円ほどなければ、審査に落ちる確率は高いでしょう。

調達が必要な資金の額が決まっている場合、申込前に担保とする不動産の価値を確認しておくと安心です。

担保不動産の権利関係が複雑

担保不動産の権利関係が複雑な場合、本審査の通過は難しくなります。

例えば、以下のような不動産を担保にする場合、残念ながら本審査に落ちる確率は高いです。

このような権利関係が複雑な不動産を担保にする際は、事前に権利関係を整理するか、または共有名義、二番抵当に対応した金融機関に申し込むと良いでしょう。

すでに複数の借入がある

申込者が他の金融機関からすでに複数の借入をしている場合、不動産担保ローンの本審査では不利に働く可能性があります。

金融機関のなかには、信用情報機関を通じて以下の情報を確認し、審査する場合があります。

借入が多いと返済負担率(年収に対する借入返済額の割合)が高くなり、返済能力が不足していると判断されることがあります。

そのため、申し込みの前に不要な借入をできるだけ整理し、返済を終わらせておくことが理想です。

返済能力に問題がある

金融機関のなかには、申込者の返済能力を重視するところもあります。

そのため、以下のような方は本審査に落ちる確率が高いと言えるでしょう。

収入証明書や納税証明書など、安定した収入を示す書類を提出し、返済能力を証明することが求められます。

過去に金融事故を起こしている

信用情報機関に登録されている金融事故の記録は、本審査の結果に大きく影響します。

金融事故の履歴は、5〜7年程度(自己破産は10年)で消えると言われているので、一定期間が経過してからローン申し込みをしたほうが、本審査に通過できる確率は高まるでしょう。

申し込み書類に不備・誤りがある

書類に記載ミスや不足があると、審査に落ちる原因になります。

特に、以下の点に注意が必要です。

提出前に書類をしっかり確認し、不備がないかチェックしましょう。

万が一記載された内容が虚偽であった場合、審査に落ちるだけでなく、詐欺罪や私文書偽造罪などの罪に問われる可能性もあります。

不動産担保ローンの審査項目と流れ

不動産担保ローンの審査は、仮審査から本審査、契約手続き、融資実行まで段階的に進みます。

それぞれの段階で必要な書類、審査のポイントを把握することで、スムーズに融資を受けることができます。

仮審査

不動産担保ローンの申し込み後、最初に行われるのが「仮審査」です。

仮審査では、申込書に記載された情報をもとに、申込者の返済能力や担保不動産の基本的な情報を確認します。

通常、仮審査には2〜3週間程度かかりますが、近年ではWEBフォームから審査の申し込みができる金融機関も増えています。

【仮審査で確認される主な内容】

大手町フィナンシャルは、不動産評価に関するノウハウを豊富に有しているため、他社で断られた不動産でも、ご融資できた実績があります。また、申し込みから24時間以内に審査を完了させる独自のシステムを採用しており、

最短翌日のスピード融資が可能です。

本審査

仮審査を通過すると、より詳細な「本審査」が行われます。

本審査では、申告内容の正確性や、担保不動産の評価、申込者の信用情報が重点的に確認されます。

【必要書類】

本審査では、以下のような書類の提出が求められます。

また、申込者の属性(個人、個人事業主、法人)に応じて、以下の書類が必要になる場合もあります。

【審査項目】

不動産担保ローンの本審査でチェックされる主な項目は、以下の3つです。

借入希望額に対して、担保不動産の価値や申込者の返済能力が低いと判断されてしまうと、本審査に落ちる確率が上がります。

また、過去に起こした金融事故の履歴が、審査に関わってくることもあります。

大手町フィナンシャルの不動産担保ローンは、担保不動産の価値を重視した独自の審査基準を採用しています。

就業状態やご年齢に関わらず、申し込み可能です。

担保不動産の価値も最大限に評価いたしますので、まずは一度ご相談ください。

契約手続き

本審査に通過すると、正式な契約手続きに進みます。

融資条件(融資額、金利、返済期間など)の最終確認を行い、契約書に署名・捺印するのが手続きの流れです。

契約内容について不明点があれば、必ず担当者に質問をしましょう。

しっかりと説明を受け、納得したうえで契約するようにしてください。

融資の実行

契約手続きが完了すると、指定口座に融資金が振り込まれます。

着金を確認した後、計画的に資金を活用することが大切です。

不動産担保ローンの本審査に落ちたときの対処法

不動産担保ローンの本審査に落ちてしまった場合でも、すぐに諦める必要はありません。状況に応じた適切な対処を行えば、融資を受けられる可能性があります。

他の金融機関に申込む

金融機関ごとに不動産担保ローンの審査基準は異なります。

本審査に落ちてしまったら、より審査基準のハードルが低いノンバンクの不動産担保ローンに再度申し込みをしましょう。

担保にする不動産を変更する

不動産担保ローンの審査では、担保不動産の価値が非常に重要な評価項目となります。

例えば、すでに抵当権が設定されている不動産でローンを申し込み、審査に落ちた場合、抵当権が設定されていない別の不動産に変更することで、審査に通過する可能性が高まります。

借入希望額を引き下げる

借入希望額が担保不動産の価値や申込者の返済能力に対して高すぎる場合、審査に落ちる原因となります。

金融機関は貸し倒れリスクを避けるため、担保価値に見合わない融資には慎重です。

また、借入希望額を調整する際には、必要な資金の使い道を再検討し、無駄な費用を削減する努力も重要です。

不動産担保ローンの本審査に落ちても諦めない!複数の金融機関に相談しよう

不動産担保ローンの本審査では、担保不動産の価値、本人の年収、年齢、信用情報など、さまざまな項目がチェックされます。

ただし、審査基準は金融機関によって異なるため、1社で審査に落ちたからといって諦める必要はないでしょう。

大手町フィナンシャルの総合不動産担保ローンは、担保となる不動産の価値を重視した審査を行っており、他社で断れた方や無職の方でもご利用可能です。

また、他社で借入があるケースや、住宅ローンが残っている物件を担保にするケースについても、柔軟に対応しております。

担保価値についても、不動産担保ローン専門業者としての知見を活かし、最大限に評価させていただきますので、他社で断られてしまった方もぜひご相談ください。

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