不動産を担保にお金を借りたい場合、「家族に内緒で借りたい」と考える方も多いのではないでしょうか。結論、金融機関や不動産の所有条件によって、家族に内緒で不動産担保ローンを契約することは可能です。
この記事では、家族に内緒で不動産担保ローンを契約する方法や家族に知られてしまうシーンについて解説します。
不動産担保ローンを家族に内緒で借りられる条件
不動産担保ローンは、金融機関によっては、家族に内緒で借りることが可能です。
一般的には、以下の条件を満たせば、家族に内緒でお金を借りることができます。
✓ 不動産担保ローンを契約する人と担保不動産の所有権者が同じ ※
✓ ローンの契約時に連帯保証人が不要
※共有名義不動産であったとしても自分の持分のみを担保に、融資を受ける場合は、共有者の承諾等は不要ですので、家族に内緒でお金を借りられます。
また、不動産担保ローンを提供している銀行や信用金庫以外に、ノンバンクの利用もおすすめです。ノンバンクとは、融資専門の業者で、銀行と比べて審査スピードが早く融資条件も緩い傾向になります。
当社大手町フィナンシャルは、ノンバンクです。家族に内緒で借り入れをしたい旨、ご希望いただければ郵送物や連絡に配慮した柔軟な対応が可能です。
不動産担保ローンが家族にバレる5つのケース
不動産担保ローンは、主に以下の5つのケースで家族に知られることが多いです。5つのケースについて、それぞれ解説します。
共有名義不動産全体を担保にする場合
家族と共有名義の不動産全体を担保にする場合、家族の承認を得る必要があるため、家族に内緒で不動産担保ローンを利用することはできません。
共有名義不動産全体を担保に借り入れするには、共有者全員の同意が必要です。
前提として、不動産担保ローンを借りる場合、契約者本人がその不動産の所有者である必要があります。所有者が自分以外の不動産を担保にする場合、所有者の許可が必要です。他人名義の不動産を勝手に担保に入れることは、できません。
不動産の登記簿謄本を見てバレる場合
家族が登記簿謄本を閲覧した場合、不動産を担保に借り入れしていることがおおっぴらになってしまう可能性があります。
不動産を担保に借り入れする場合、抵当権を設定するために登記手続きを行います。不動産の登記簿謄本（登記事項証明書）は、所定の手数料を支払えば、誰でも請求することで取得できます。
もし、家族が登記簿を取得した場合、抵当権が設定されている旨がバレてしまいますので注意しましょう。
郵便物が自宅に届く場合
金融機関とのやり取りや契約手続きにおいて、多くの書類が必要です。
例えば、ローン契約書、返済予定表、利用明細書などの書類が、金融機関から自宅に届く場合があります。
不安な場合は、あらかじめ金融機関に郵送物について確認するようにしましょう。
返済が遅れ催促状が届く場合
返済が滞った場合、金融機関から催促状が郵便で届いたり、電話による催促が入る可能性があります。
催促の仕方は、金融機関によって異なりますが、まずはメールや電話で催促し、滞納が続くと内容証明や書留などの郵便に切り替わるケースが多いです。
こちらも事前に金融機関に確認しておくと良いでしょう。
返済ができず差し押さえになった場合
担保にしていた不動産が、家族で居住中の不動産の場合、返済が滞り、差し押さえになると家族に知られることは勿論、家族の生活に大きな影響を及ぼします。
差し押さえとは、一般的に競売手続きとも言われます。不動産の競売手続きとは、債権者（お金を貸している側）の申立てにより、裁判所が債務を弁済することができなくなった人（債務者）の担保不動産を差し押さえ、売却しその代金を債務の弁済にあてる手続きのことです。
競売手続きに入ると、債務者の意向は考慮されず、早急な引っ越し等を求められます。滞りなく返済が完了すれば、家族に知られるシーンは少ないですが、返済が滞れば家族に知れ渡るリスクは高くなるでしょう。
お金を借りる以上、返済ができなくなるリスクは少なからずありますので、借入額や返済計画は慎重に考えましょう。
家族に内緒でお金を借りる際の4つの注意点
家族に内緒でお金を借りる際の注意点と対策を以下で解説します。
慎重な資金計画を立てる
家族に内緒でお金を借りるには、自分の収入と支出を詳細に確認し、無理のない返済計画を立てることが必要です。
借り入れ額、金利、返済期間を基に返済シミュレーションを行い、月々の返済額を計算し、確実に返済できるかどうかを慎重に判断しましょう。
安全な借入先を選ぶ
可能な限り、銀行や信用金庫など、信頼できる金融機関から借りることをおすすめします。
緊急性が高い場合や審査条件等が厳しい場合は、ノンバンクを活用することも一つの手です。
ノンバンクとは、銀行以外の金融機関のことを指します。預金や為替業務は行わず、貸付業務を専門に行う企業のことです。当社大手町フィナンシャルも、ノンバンクに該当します。ノンバンクは、銀行と比較して審査が緩かったり融資スピードが早い特徴があります。
また、資金使途が、住宅購入やリフォームの場合は、住宅金融支援機構の利用も検討してみると良いでしょう。住宅金融支援機構は、住宅ローンを専門に扱う企業で、日本の政府が100%全額出資しているため、信頼度が高いことが特徴です。
返済できなくなった場合の対策を想定しておく
入念な返済計画を立てても、何らかの事情によって、返済が困難になる場合もあります。
万が一、返済ができなくなってしまった場合を想定し、返済額、返済スケジュールの見直しができるかどうかあらかじめ金融機関に確認しましょう。
場合によっては、他社への借り換えやリファイナンス、家族への相談も選択肢として考えておきましょう。
家族に隠し事をする覚悟を持つ
家族に迷惑が掛からないようにと内緒でお金を借りるのは、多少のストレスになる場合があります。
精神的な負荷が理由で、仕事や家族関係に影響を及ぼすことがないように十分な検討も必要でしょう。
できるだけ家族とオープンに話し合い、理解と協力を得ることが最善ですが、どうしても内緒にする必要がある場合は、自身のメンタルケアにも配慮して過ごすように心がけましょう。
家族に内緒で借りるなら大手町フィナンシャル
大手町フィナンシャルは、不動産を担保にした融資専門会社です。
当社から第三者に申し込みの情報が漏れることはありませんので、家族に内緒でのお借り入れも可能です。
大手町フィナンシャルは、他社で融資を断られた不動産でも融資が可能となった実績が多くあります。例えば、以下のような不動産でも大手町フィナンシャルでは、融資可能です。
- 共有名義不動産
- 借地権付き建物
- 底地
- 他人名義（親族・配偶者・友人）の不動産
- 相続登記が未了の不動産
- 再建築不可物件
土日祝も審査対応、最短翌日の融資が可能ですので、お急ぎの方もぜひご相談ください。
