不動産担保ローンの借り換えは、金利の引き下げや返済条件の改善など、経済的なメリットを得られる可能性がある有効な手段です。
一方で、借り換えができないケースやデメリットも存在するため、正しい知識を身に付けて、慎重に検討することをおすすめします。
この記事では、不動産担保ローンの借り換えを検討する際に知っておくべきメリットとデメリットを詳しく解説します。
目次
不動産担保ローンの借り換えとは
不動産担保ローンの借り換えとは、より好条件のローンに乗り換え、現在契約中のローンの残債を一括返済することです。
低金利かつ高額の借入が可能な不動産担保ローンは、さまざまなローンの借り換えに適しています。
どんなときに借り換えを検討するべき?
不動産担保ローンの借り換えは、以下のような方に適しています。
- 毎月の負担額を減らしたい
- 不動産を譲渡された(または相続した)
- 購入時よりも不動産の価値が上がった
- ローン契約時よりも収入が増加した
- 手元資金に余裕ができた
- 複数のローンを一本化したい など
銀行のフリーローンやカードローンなどの無担保ローンは金利が高く、返済負担が大きくなることがあります。特にローン残債が多く、返済期間も長く残っている場合、低金利な不動産担保ローンに借り換えることで、返済負担を大きく減らせる可能性があるでしょう。
また、ご自身の状況が変化し、以前よりも有利な条件で借入ができる可能性があるときも、借り換えを検討しましょう。
借り換えにより、金利の引き下げや返済期間の短縮ができ、返済総額を減らせる場合があります。
不動産担保ローンは、クレジットカードのキャッシングなどの少額の借入や複数のローン契約を一本化するための「おまとめローン」としても活用できます。
不動産を所有している方で、複数の借入がある場合は、不動産担保ローンへの借り換えを検討しても良いでしょう。
代表的な4つの借り換えパターン
不動産担保ローンの借り換えでは、以下のようなパターンがよく見られます。
- 無担保ローンから不動産担保ローンへの借り換え
- 高金利の不動産担保ローンから低金利のものへの借り換え
- 高金利の売掛債権担保ローンから低金利の不動産担保ローンへの借り換え
- 複数のローンを不動産担保ローンで一本化
借り換えによって金利が下がり、返済期間を長期化することができれば、資金繰りの改善につながります。
不動産担保ローンの借り換えができないケース
不動産担保ローンの借り換えができないケースも存在します。
例えば、以下のような状況の場合、不動産担保ローンの借り換えが難しい可能性が高いです。
- 現在の借入先での借り換え
- 以前よりも収入が減少した状態での借り換え
- 勤務先や雇用形態が変わり、収入が不安定になった状態での借り換え
- 過去に返済を延滞したことがあり、個人信用情報機関に登録されている
- 消費者金融やキャッシング、リボ払いなど、少額の借入が複数ある
ただし、借り換えを申し込む金融機関、担保として差し入れる不動産の価値によっては、このようなケースでも、不動産担保ローンの借り換えが認められる場合があります。
特に、銀行以外の金融機関は独自の基準で柔軟な審査を行うことも多いため、不動産担保ローンによる借り換えを検討する際は、複数の金融機関に相談してみると良いでしょう。
大手町フィナンシャルではオンラインによるご面談も承っております。ぜひお気軽にご相談ください。
不動産担保ローンの借り換えをするメリット
不動産担保ローンへの借り換えには、以下のようなメリットがあります。
- 返済総額を抑えられる
- 月々の返済負担を軽減できる
- 追加の借入ができる
- 返済管理が楽になる
返済総額を抑えられる
不動産担保ローンは、無担保ローンと比較して金利が低い傾向にあります。
そのため、不動産担保ローンに借り換えることで、金利負担が減り、返済総額を大幅に減少できたというケースも多いです。
月々の返済負担を軽減できる
不動産担保ローンに借り換えることで、返済期間を長期化できるのもメリットの一つです。
返済期間が長くなれば、毎月の返済額を抑えることができるため、無理のない返済計画を立てやすくなります。
追加の借入ができる
不動産担保ローンでは、担保として提供する不動産の価値が高いほど、高額の借入が可能です。
無担保ローンからの借り換えや、以前よりも不動産の価値が上がっている場合は、追加で融資を受けられるチャンスがあります。
返済管理が楽になる
不動産担保ローンを活用して複数の借入を一本化すれば、借入先ごとに異なる返済額や返済期日を気にする必要がなくなります。
毎月の返済管理の手間を削減でき、返済日の見落としや支払い漏れを防げる点もメリットの一つです。
不動産担保ローンの借り換えをするデメリット
不動産担保ローンの借り換えにはメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。
- 諸費用がかかる
- 返済が滞ったときに不動産を失うリスクがある
- 新たな審査が必要になる
諸費用がかかる
不動産担保ローンの借り換えを行う際には、以下のような諸費用がかかります。
- ローン会社への手数料
- 抵当権の変更に伴う登録免許税
- 司法書士の報酬
金利が下がり、結果として総返済額が減る可能性は高いですが、手続きに伴う一時的な費用負担が発生することは理解しておきましょう。
返済が滞ったときに不動産を失うリスクがある
不動産担保ローンの場合、返済が滞ると担保にした不動産を失うリスクがあります。
特に自宅を担保にしている場合、最悪の場合は住む場所を失うことになる可能性もあるため、無理な借入を避け、慎重に返済計画を立てることが大切です。
新たな審査が必要になる
不動産担保ローンで借り換えをする場合、新たな審査が必要になります。
勤務先や収入の状況によっては審査に通らなかったり、審査結果が出るまでに時間がかかることもあるため、注意しておきましょう。
大手町フィナンシャルでは、経験豊富なスタッフがお客様の不動産の価値を最大限に評価し、適切な融資プランをご提案させていただきます。
借地権や底地(貸宅地)、共有持分・共有名義などの不動産を担保としたローンも提供しており、あらゆるニーズに対応可能です。
不動産担保ローンを活用したお借り換えについては、ぜひ大手町フィナンシャルへご相談ください。
不動産担保ローンを借り換えるときの流れ
不動産担保ローンを借り換えるときの手順や手続き方法は、金融機関によって異なります。
大手町フィナンシャルの不動産担保ローンによる借り換えの流れは、以下の通りです。
- ご相談・お申込み
- 担保不動産の調査
- 審査結果の連絡
- 契約手続き
- 融資実行
- 既存ローンの返済
ご相談・お申込み
まずは、WEBまたはお電話でお申込みください。
WEBからのお申込みなら、24時間受付可能です。
専用の申込フォームに必要事項を入力していただきましたら、担当者からご連絡いたします。
審査に必要な書類は、以下の4つです。
- 権利証(登記済権利証または登記識別情報)
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
- 印鑑証明書(3か月以内のもの)
- 実印
※状況により、上記以外の書類が必要な場合もございます。
※法人の場合、会社法人等番号等が必要になります。
担保不動産の調査
次に、担保不動産の調査を行います。
大手町フィナンシャルには、不動産の専門知識をもつスタッフが多数在籍しております。
審査の際には、専門スタッフが担保不動産の調査を行い、担保価値を最大限に評価いたしますので、安心してお任せください。
審査結果の連絡
担保不動産の調査結果をもとに、審査を行います。
審査結果は、申込みから24時間以内にメールまたはお電話でご連絡いたします。
契約手続き
契約手続きは、ご来店にて行います。
ご契約者様ご本人が実印をご持参ください。
融資実行
契約手続き完了後、ご指定の口座に資金をお振込みします。
お申込みから最短で翌日に融資の実行が可能です。
既存ローンの返済
借り入れた資金の入金を確認したら、既存ローンの返済を行います。
既存のローンの残債を一括返済したら、借り換え手続きは完了です。
大手町フィナンシャルでは、共有持分や借地権、底地ローン、不動産業者向けローンなど、幅広い不動産に対応しています。
不動産担保ローンの借り換えを検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。
不動産担保ローンの借り換えは大手町フィナンシャルにご相談ください
金利が低く、長期借入が可能な不動産担保ローンは、借り換えにおすすめの選択肢です。
無担保ローンをご利用中の方、複数の借入があり返済管理が煩雑になっている方は、ぜひ不動産担保ローンでの借り換えをご検討ください。
大手町フィナンシャルでは、経験豊富なスタッフがお客様の不動産の価値を最大限に評価し、適切な融資プランをご提案させていただきます。
借地権や底地(貸宅地)、共有持分・共有名義などの不動産を担保としたローンも提供しており、あらゆるニーズに対応可能です。
不動産担保ローンを活用したお借り換えについては、ぜひ大手町フィナンシャルへご相談ください。